1956-10-10 第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第56号
2.被害桑園については、桑の胴枯病、芽枯病予防の薬剤購入費に対し二分の一を、潮風害特に甚だしく明春蚕期の収穫激減を予想せられるものに対しては樹勢回復用肥料の購入費の三分の一及び蚕種代を補助する。 3.果樹等の病虫害防除に要する農薬代及び樹勢回復用肥料(特に加里肥料)代の一部を補助する。 4.病虫害防除機具の購入費の一部を補助する。 5.
2.被害桑園については、桑の胴枯病、芽枯病予防の薬剤購入費に対し二分の一を、潮風害特に甚だしく明春蚕期の収穫激減を予想せられるものに対しては樹勢回復用肥料の購入費の三分の一及び蚕種代を補助する。 3.果樹等の病虫害防除に要する農薬代及び樹勢回復用肥料(特に加里肥料)代の一部を補助する。 4.病虫害防除機具の購入費の一部を補助する。 5.
被害桑園については、桑の胴枯病・芽枯病予防の薬剤購入費に対し二分の一を、潮風害特に甚だしく明春蚕期の収穫激減を予想せられるものに対しては樹勢回復用肥料の購入費の三分の一及び蚕種代を補助する。 3. 果樹等の病虫害防除に要する農薬代及び樹勢回復用肥料(特に加里肥料)代の一部を補助する。 4. 病虫害防除機具の購入費の一部を補助する。 5.
七、被害桑園に対し、樹勢回復用肥料及び改植用桑苗の購入補助の措置を講ずるとともに、蚕種の購入補助についても同様措置されたい。 八、農業共済金の支払いについては被害が甚大であるにもかかわらず、農林統計の郡別標本調査結果に現われない場合があるので、損害評価審査基準の適正化をはかるとともに、支払いを迅速にするよう措置されたい。
出雲市の長浜地区では御婦人の方がたくさん被害桑園のところに待っておりまして、私どもに熱心な陳情がありましたが、この桑園対策といたしましては、後ほど対策要望事項として各県一括して申し上げたいと存じます。 また別にブドウの木の見本もございますが、ブドウ園もまた潮風害のために全滅の状態が相当に見受けられたのであります。
すなわち 一、病虫害防除用農薬購入費の補助 二、代作用種子購入費の補助 三、樹勢回復用肥料購入費の補助 四、被害農家に対する保温折衷苗しろ補助 五、花卉類の種苗購入資金に対する融資の措置 六、昭和三十二年度種子確保に対する補助 七、災害復旧事業の早期着工と長期資金融通 八、自作農創設維持資金のワクの拡大 九、被害林道の早期復旧 十、被害桑園に対する薬剤散布費用及び一部改植桑苗代の
それから(三)の試験研究でございますが、これは蚕糸関係におきましては夏秋蚕用の桑、あるいは常習的な被害桑園と実際上被害を受けない無被害桑園との気象条件、その他の差異等の比較試験等をいたしまする施設費を考えております。農業関係におきましては、同様に地方の試験場、県の試験場及び圃場等の施設関係、試験のために必要な施設関係の経費を考えております。
次にこの被害桑園や茶園、あるいは果樹園なんかに対します樹勢回復用の肥料をすみやかに供給をしなければならぬと思うのであります。このことにつきましては、先回の委員会で政務次官から、とりあえず全購連に備蓄させておる硫安を一万トンだけは放出の指揮をいたしましたというきわめて機敏な措置が講ぜられておるとの御報告がございました。
塩山市の視察を終えたわれわれ一行は、隣接山梨市の被害桑園を視察しましたが、この地区は養蚕専業者が最も多く、しかも桑園の被害激甚のため、春蚕の掃き立てばほとんど不能に陥り、農家は現金収入の道を閉ざされるとともに、農家労力は時期的に遊休する結果となりますので、この際近くを流れる重川の築堤工事の施工を繰り上げて、今回の被災農家に対して、いわば失業対策的意味を持った救済事業としてくれとの要請がありましたが、
それから水稲苗代追播用種子及び代作用種苗の購入、再掃立蚕種購入、予備蚕児配付及び稚蚕児飼育、被害桑園の改植、水稲苗その他種苗並びに桑葉輸送費、霜害の防止、災害対策技術指導強化、被害農作物の病虫害防除等のために、これに必要とする経費の国庫からの助成措置であります。
○政府委員(永野正二君) 被害桑園の回復をなるべくすみやかにいたしまして、春蚕の掃き立て量をなるべく減少しないようにする、農家の被害をなるべく軽減をするということは非常に緊急な問題であると思います。
○池田宇右衞門君 被害桑園並びに果樹園に対しては、病虫害防除用として必要な薬剤を、これまた無償交付するのが適当と思うが、これに対する意思ありやどうか。
県でもむしろ夏秋蚕に力を入れるように、被害桑園は切取つて夏秋蚕専用桑園に切換えるよう勧めておるようでありますが、多年春蚕を飼うところの習慣になつており、この地方の養蚕農家は何とか遅れても若干は芽が出るだろうとなかなか思い切つて伐採しないようであります。村の人たちに実情を聞いて見ますると、この土地は養蚕の担当者は主として婦人です。
蚕糸の関係は被害桑園の面積でありますが、被害を受けた桑園の面積が九千二百十町歩、その耕作の戸数を申し上げますと六万五千九百十八戸、それによつて改植を要する面積でありますが、これが百七十九町、それから流されたりいろいろした蚕繭の收量の減ですが、これが十一万六百三十六貫、そうしまして損害の総額でありますが、これは一億三千三百八十三万六千四百円、その他の被害も桑園の苗等についてあるのであります。
このたびの水害に伴います養蠶關係の被害につきましては、正確には確定いたしておりませんけれども、われわれの手もとで調査しました結果によりますれば、關東、東北をひつくるめまして、被害桑園の面積において一萬七千餘町歩、それを収穫皆無に直しますと、約一萬町歩、これに伴います繭の減収見込高が三十一萬數千貫ということになつております。
○小林運美君 先ほど鈴木委員の質問に對しまして蠶絲課長からお答えがありましたが、私は全國農業會の調査によります今囘の風水害の蠶絲業に關する調査を拜見したのでありますが、それによりますと、被害桑園面積が約一萬町歩、桑苗圃が六十七町歩、被害の蠶種が六十七萬グラム、その他養蠶用具の被害、これらを合して被害總額は約二億八千萬圓程度に計上されておりますが、政府におきましては今囘の關東、東北の風水害によります蠶絲關係
○関根久藏君 今般の風水害によります蠶絲業の災害の問題につきましては、あるいは鈴木委員、古島委員、小林議員等から詳細に質問應答があつたのでありますから、もうくどくどしいことは申し上げませんが、最も現在當業者が要望しております點は、別途委員長の手もとへも書類は差上げてあると思いますが、被害桑園一萬七百四十五町歩に對します植付桑苗一億七百四十五萬本の無償配付。第二は被害桑苗圃に對します補助。
その被害桑園は約一萬一千町歩に達するのであります。この被害桑園には大體一億一千萬本くらいの桑園が必要となります。この桑苗を政府におかれましては、もとの方針に則りまして、私は災害地に對して無償で配給されたい、こう思うのでありますが、政府の見解を承りたいと思います。